西塚助手
健診の結果､調教師試験の受験がピンチになってしまいました
台風が過ぎ､美浦ではまるで真夏のような暑さが戻ってきました｡この時期の恒例となりましたが､いよいよ来週の水曜日､調教師一次試験を迎えます｡
毎年のことながら､試験が近づくと1年が過ぎるのがあっという間だと実感させられます｡それと同時に､自分なりに時間を作って勉強しているつもりなのですが､この時期になると"あの時は少し緩んでいたんじゃないか""あの頃はもっと時間が作れたはずじゃないか"と､自戒の念を抱くこともあるんですよ｡
また､試験は馬学､法規､時事ネタと､いろいろなジャンルの問題が出ます｡それを網羅すべく勉強していたはずなのに､頭の中でシミュレーションをすると思い出せなくなっていたります｡そのことで緊張感が一気に増す感じは､受験を経験された方なら分かっていただけるのではないでしょうか｡
毎年欠かす事なくお守りを送ってくださる方､"今年こそ頑張ってください"という応援メールをくださる方々､そしてこのコーナーを読んでくださる方々､さらに自分を応援してくださっている方々に､この場をお借りしてお礼を申し上げます｡
その声援になんとしてもお応えしたい､そういう思いを胸に､試験に向かいます｡また､自分としても去年の試験から1年間勉強してきたわけですし､それまでの蓄積もあります｡自分の力を信じて､本番では落ち着いて試験に挑めるように努めたいと思います｡
と､自分なりに準備を整えたはずだったのですが､思わぬところでアクシデントが起きてしまいました｡先日受けた健康診断の結果､ある項目で調教師試験を受けられる基準に引っ掛かってしまう数値が出た､との連絡が病院から届いたんです｡
この原稿の時点では試験を受験できるかどうか未確定の状態ですが､まさかの事態です｡皆さんご存じなかったかもしれませんが､健康上問題がないことも調教師試験を受験する条件のひとつで､受験の申請の時には身体検査書も添付します｡そこで引っかかるケースもあるんですよ｡
いやぁ､それにしても､まさか健康診断の数値でこのようなことになるとは､正直思っていませんでした｡
火曜まではJRAが休みのため､受験できるかどうかは近日中に決まることとなります｡申し訳ありませんが､来週は一度お休みをいただき､再来週に改めて今年の試験についてお話ししたいと思います｡
受けられるとしたら全力で頑張ってきますので､応援をよろしくお願いします｡次の対談についても近日中にお届けできる予定なので､そちらもお楽しみに｡
(※追記)その後､再検査の結果によって試験を受けられることになった､との連絡が西塚助手より入りました｡
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