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西塚助手

迷いを振り切って、納得できるまで頑張ります


川又騎手との対談をお送りしている間に、調教師一次試験が行われ、合格発表も行われました。

結果は、残念ながら今年も"サクラサク"とはなりませんでした。

最初の受験から数えて、今回で8度目の不合格となってしまいました。自分なりに敗因を分析すると、やはり自分の勉強不足としか言いようがありません。

試験項目は例年通りで、馬学、馬術、そして施行規定や法規という3つの分野で出題されます。僕個人の感想としては、馬学や馬術は特に難しいとは感じませんでしたが、法規に関する問題は例年以上に難易度が高かった、と感じました。

大学受験もそうですが、調教師試験にも出題傾向というものがあります。ところが、今年は過去に見たことがないような質問が多かったんです。例えば、現在のJRA所属の調教師の人数を答えよ、とか、フレックスタイム制についての質問とか。

結果として、思ったような答案を作ることができずに試験を終えてしまった、という感じです。

正直なところ、8回も受験しているわけですから、知識の積み重ねはそれなりにあります。ですから、大抵の問題を見ると、その答えがパッと頭に浮かびます。

ただ、細部にわたる説明を求められると、理解が深くないと上手く説明できない。結果として、その差が合否を分けるんでしょう。

実際、何度も一次試験に合格した経験がある方と話をすると、法規に関しては安定して点数を取ることができていたそうです。新しいことがどんどん増えていく馬術や馬学とは違って、法規に関しては範囲が決まっています。ですから、勉強していれば点数が安定する、ということなのだと思います。

ところが、今年は例年にないところから出題された。そういうこともあって、僕以外でも"今年は不出来だった"という声が多かったようです。

それにしても合格した方がいらっしゃるわけですから、本当に情けないとしか言いようがありません。

正直なところ、今年の夏くらいに"このまま、調教師試験を受験してもいいのだろうか。今年で終わりにしようか"と思った時期があったんです。調教師をしていた祖父(※西塚十勝元調教師)、父(※西塚安夫元調教師)の姿を思い浮かべて、迷いながら勉強していたんですよ。

でも、ここまで頑張ってきたわけですし、読者の方々をはじめとして、応援してくださる方もいる。そんな環境で挑戦できるだけでも幸せなことだ、という気持ちになりまして、気持ちを入れ直してラストスパートをかけてきました。そして、健康診断で引っかかったこともありましたが、何とか受験することができました。

それでも結果を出せなかったわけで、その点は猛省するばかりですが、今は"自分が納得できるまで頑張ってみよう"というモチベーションが湧いています。

不合格のお知らせを繰り返すばかりで、申し訳ありません。心機一転、今後も頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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