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西塚助手

【対談・田辺騎手①】2020年最初の対談は、恒例の田辺騎手です!


田辺裕信騎手…以下[田]
西塚信人調教助手…以下[西]

最初に、去年香港G1を2勝した松岡さんから、現地のグッズにサインを入れてプレゼントしていただくことになりました。募集はサラブレ本誌3月号(2月13日発売予定)で行いますので、ぜひチェックして下さい。

それでは、新年恒例の田辺さんとの対談がスタートします。

[西]遅ればせながらとなりますが、毎年恒例となっております、田辺さんとの新春対談を今年もお送りさせていただけることになりました。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。



[田]もう、だいぶ前に新年は明けていますよね(※対談は1月23日)。

[西]忙しかったんですか?

[田]なんだかんだとあって。予定が調整できずにすみませんでした。

[西]いや、こちらこそ、予定が合わなくてすみませんでしたね。

[田]犬が骨折してしまって、大変だったんですよ。

[西]えっ、犬を飼っているんですか? いつから?

[田]去年の夏くらいだったと思います。

[西]じゃあ知らないのも無理ないか。ちなみに犬種は?

[田]イタリアングレイハウンドですね。小さい頃はヤンチャで、生後2年くらいは骨折のリスクがあるとは言われていたんですよ。

[西]骨が細いんですよね。確か、池上お父さん(池上昌弘元調教師)の厩舎にいた厩務員さんに、イタリアングレイハウンドを飼っている方がいらっしゃったはずです。脚も、本当に針金みたいに細いですからね。

[田]でも、知らない人がサラブレッドの脚を見たら"細い!"という感想になるはずで、それと同じだと思いますよ。

[西]まあ、そうだよね。

[田]しかもサラブレッドは競走するわけですから。というか、このコーナーはまだ続いているんですね。凄いよ。1年間で何人くらい対談しているの?

[西]10人前後かなぁ。そのなかの1人で、しかも毎年トップバッターですから、いかに存在感が大きいか。お分かりいただけるでしょう?

[田]それだけ多いと、"ここは、誰かこの人で繋いで…"という人もいるんでしょ?

[西]それはもう、黛です。

[二人](爆笑)

[西]正直に話をさせていただきますと、出演はOKしていただけるものの、今回の田辺さんと同じように、スケジュール的にそのタイミングでは無理、ということがあるんです。そういうときには誰か別の人、それこそ黛で、ということになりますね。あとは松岡さんかなぁ。

[田]今日の朝、松岡は二日酔いだって言ってたよ(笑)。

[西]"新年"ですから(笑)。ていうか田辺さん、先週小倉に行ってらっしゃいませんでしたか?

[田]行ってましたね。

[西]週中から行かれていたんですか?

[田]いや、追い切りがあったから、木曜日から行きました。ノブちゃんと一緒に小倉にいた頃とは違いますよ。

[西]あの頃は楽しかったですよね。

[田]あの当時、小倉にいたときは、ずっとアルコールが入っているみたいな感じでしたからね。

[二人](笑)

[西]でも、木曜日に行ったということは、一晩だけは遊べたんだ。

[田]いや、木曜日の朝に追い切りに乗ってから行ったので、遊び一切なし。フーニー・スポットに行っただけ。

[西]うわぁ、懐かしい。地元の読者の方ならご存じの方もいらっしゃると思いますが、小倉にあるお笑いバーなんです。

[田]YouTubeにも動画がありますよ。

[西]あとで見ておきます。話を小倉に戻しますけど、久々の小倉遠征だったんじゃないですか?

[田]確か、2年ぶりだったはずです。

[西]えっ、そんなに行ってないの?

[田]ちなみに、小倉の街に行ったのはさらに前で、もう5年ぶりくらいのはずですよ。

[西]それなのに1軒だけですか。

[田]着いたのが夜だったので、出歩くこともなく、フーニー・スポットだけ行きました。

[西]1人で?

[田]勇人(的場騎手)と純次(嶋田騎手)があとから合流しました。

[西]内容はここでは控えさせていただきますが、面白いんですよね。

[田]けっこうみんな知っていて、厩舎関係者も多いんですよね。

[西]小倉通なら間違いなく知っているはずですよね。皆さんも機会があったら、ぜひ行ってみてください。それにしてもあの日、小倉のメイン(愛知杯)で何に乗っていたか思い出せないんですけど……。

[田]乗っていませんでしたよ。

[西]は? どういうこと?

[田]乗る予定だったレッドランディーニが、52kgになったんです(笑)。

[西](笑)。あ、ハンデ戦か。

[田]そうなんです。ハンデが発表されるのは直前の月曜なので、もうダメならば仕方がないとは思っていました。ただ、マネージャーには『機会があれば小倉に行きたい。チャンスがあれば行きたい』と言い続けていたんです。そうしたら、『ハンデがわからないけど……』と騎乗馬を確保してくれたんですが、それが52kgだったというわけですよ。

[西]53kgだったら乗ったの?

[田]もちろん。53kgだったら乗るつもりで話をしていました。

[西]でも、52kgまで絞って乗ったとして、走らなかった時は悲しくなるね。

[田]いや、そもそもあんな寒い日に52kgは無理でした。

[西]じゃあ、夏ならば大丈夫だ。

[田]夏も無理。脱水症状になってしまいます。

[西]どっちにしても無理じゃん(笑)。田辺さんはやっぱり53kg以上ということですね。

[田]53kgも極力避けたいですけどね。

[西]でも、今週は我が尾関厩舎のアフランシール(1月25日中山10R・東雲賞2着)に53kgで乗っていただけるんですよね。

[田]一度お断りしました。でも、メンバーを見て『やっぱり乗ります』となったんですよね。

[西]ありがとうございます。ということは、田辺さんが53kgに乗ってくるときはマジだということですね。

[田]いつもマジですけどね。

[西]でも、53kgって、上の人たちはみんな乗らないかも。

[田]いや、乗りますよ?

[西]えっ、誰が乗る? 石橋さんは?

[田]脩ちゃんは乗りますよ。津村も、(三浦)皇成も乗る。戸崎さんも乗るし、(横山)ノリさん、蛯名さん、(柴田)善臣さんと、みんな53kgは乗りますね。

[西]そのあたりのベテランの方々が軽いのはわかります。あっ、最近(田中)カツハルさんが重くなってきた、というような話を聞きました。

[田]でも、カツハルさんは小さいから、減るはずですよ。50kgもいけるかも。

[西]内田さんも軽いよね。

[田]それこそ50kg、いけるかもしれないですよ。

[西]体重の話だと、昔みたいに一緒に食事をする機会も減りまして、田辺さんの食生活がわからないので、そのあたりのことに疎くなってしまったのかもしれません。でも、昨年一度だけ、田辺さんと食事をする機会がありましたよね。

[田]それって、調教師試験の1週前だよね。さすがに、来ないかなぁ、と思っていたら、サッと来ましたね(笑)。

[西]焼肉でした。

[田]酒も飲まずにサッと帰るのか、と思っていたら、しっかりと追われていきました。

[西]でも、あのとき田辺さんは飲まなかったんですよ。

[田]えっ、飲みましたよ? 確か、代行で帰ったはず。

[西]いや、健康診断があるとか言って、肉もあまり食べていかなくて、立場が逆転してないか?という話をしましたよ。

[田]あー、そういえば飲まなかった。

[西]いままでは肉を目一杯、それこそカルビ、カルビ、カルビを毎日でも、というイメージがあって、肉を制限されるくらいなら焼肉なんて行かない、という人だと思っていました。だから、いよいよ本気で健康面を考え出したのかなあ、と思ったんですよ。

[田]あの時は、保険に入るための健康診断があったんですよ。

[西]田辺さん、健康じゃないですか。数値的に引っ掛かるようなところはないでしょ?

[田]普通の保険じゃないんですよ。数値でいろいろ金額が変わってくる、プロっぽい保険があるんです。

[西]我々、庶民が入る保険じゃないんだ。

[田]そういう保険なんです。お酒を飲まなかったのは血液検査のためだったんですけど、他にも心電図とか、いろいろ検査があって、あのときは気をつけていたんですよね。

[西]それでも、全く問題ないでしょ?

[田]数値によって、支払われる金額が変わるんですよ。しかも上限がない。だから、より綺麗に、ということです。

[西]こちらは試験の1週間前に酒も肉もしっかりと入れたのに、そちらは田辺のくせに肉を食わねぇし、と思いましたよ(笑)。

[田](笑)。タバコは元々吸わないので、あとは水をたくさん飲むように、という話をされていました。

[西]あ、そういえば水ばかり飲んでいましたね。水をジョッキで(笑)。

[田]はい、とりあえず水ってね。

[西]焼肉屋さんで水ですよ。迷惑なお客さんです。

[田]そりゃ、迷惑な顔をされますよね(笑)。そちらはマッコリとかも飲んでたのに。

[西]坂倉さん(※田辺騎手のエージェント)もいたので、ご一緒しなきゃ失礼じゃないですか。

[田]そんなことはないですよ(笑)。(野中)悠太郎もいたし、由紀ちゃん(※田辺騎手が所属していた小西師の娘)もいたんだから、無理して飲まなくても良かったんですけどね。由紀ちゃんでお酒が進んだかなぁ。

[西]進みましたね(笑)。今年もご飯に行きましょう。

[田]どこに行くんですか?

[西]鰻ですかね。

[田]それこそ、今日も鰻屋にすれば良かったんじゃないの?

[西]失礼しました。では、今年はもう1回くらい出演していただくということでいかがでしょうか。

[田]去年もそう言っていたよ。それで悠太郎との対談の時に特別参加しようと思ったら、アイツが木曜日にしたはず。

[西]そうだ。交流が入ったかなにかで木曜日になって、田辺さんが参加できなかったんですよ。

[田]アイツ、生意気に木曜日にしやがって(笑)。

[西](笑)。でも、田辺さんが特別参加する可能性があったのは、野中は知らないんですからね。

[田]あ、そうでした(笑)。

(※次回へ続く)

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