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西塚助手

ウイルスの感染拡大を防ぐために、ご理解いただきたいこと


現在、日本国内でも新型コロナウイルスの感染が次々報告されていて、その予防策や、マスクの不足が大きな話題になっています。

幸い、トレセンをはじめとする現場では、まだ感染などの報告はないようです。ただ、競馬界もその影響に無縁ではなく、大井など地方競馬では明日27日(木)から無観客競馬が実施されるそうです。

JRAの対応としても、まずは先週から競馬場での一部イベントや、騎手によるウイナーズサークルでの握手やサインを休止することが発表されています。

競馬以外でも、ゴルフなど他のスポーツでは無観客試合で開催されるなど、さまざまな影響が出ています。今後はJRAでも同じような対応がとられる可能性は十分あり得る、と思います(※JRAは27日に発表予定)。

今回はまず、騎手とファンの皆さんとの接触が制限されました。その理由として考えられるのは、騎手の皆さんはレース前日になると調整ルームに入らなければならず、それ以外にも集団で行動する時間が多いということがあるんでしょう。

部屋は1人ずつになっているそうですが、もし誰か1人が感染すれば、いわゆる“濃厚接触者"が増えて、拡散してしまう。その可能性が高い状況だと思うんです。

また、レース中は騎乗している時間は外にいますが、それ以外だと検量室で過ごす時間が多い。そこは厩舎関係者やJRAの職員たちも多くいて、しかも限られた空間ですから、やはり感染する可能性が高くなってしまうでしょう。

ですから、もし騎手に感染が広がってしまったときには、競馬が開催できなくなる事態に陥りかねないんです。

普通に生活していても感染する可能性がある、という意見もあるのかもしれません。ただ、今回のウイルスについてもまだ解明されていない部分が多く、適切な対応策もまだ判明しておらず、どれだけ拡大するかまだ分からない現状、いまの段階でできる対応策のひとつとして、できることはやるべきではないかと。

確かに、ファンの方々が騎手の人たちとふれあうことができる、数少ない機会がパドックでの握手やサインで、大事なファンサービスのひとつです。ただ、やはり目に見えないウイルスの感染を防ぐために、この点はファンの皆さんにもぜひご理解いただきたい、と思います。

今回のウイルスは、インフルエンザなどの感染症と同じように、手洗いやうがい、マスクの正しい着用、また咳エチケットなど、基本的な予防策が有効とされています。

ファンの皆さんも、まずはできるだけの対策をとり、健康に留意しつつ競馬を楽しんでいただけたら、と思います。

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