【第26回】スプリンターズSなど「秋の中山・中京重賞攻略」、愛チャンピオンS&凱旋門賞ポイント集、ドレフォン産駒分析
CONTENTS
秋の中山&中京重賞攻略
- 👉秋の中山芝重賞は内枠特注だが、1番人気は…?
- 👉ローズSの好走馬は3タイプに分けられる
- 👉セントライト記念は@@@@よりも@@がカギを握る!
- 👉神戸新聞杯は@@@@@@@@@@@を持つ馬に注目!
- 👉今年のオールカマーも@@@が圧倒する!?
- 👉スプリンターズSを制するのは@@@@@@のある@@@@の馬!?
愛チャンピオンS&凱旋門賞 ポイント攻略
種牡馬解析 ドレフォン
馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2024年9月8日終了時点の、JRAのレースを対象としたものです。
秋の中山芝重賞は内枠特注だが、1番人気は…?
関東の人 秋競馬が始まって、中京開催は8月10日から続いているから芝は適度に荒れてきた印象があるけど、中山開催は紫苑Sがレコード決着(1分56秒6)で、芝1600mの2歳新馬戦でもレコード(1分32秒8)が出たし、素晴らしいというか、凄い馬場状態だね。
ローカルの人 京成杯AHも1分30秒台の決着(1分30秒8)でしたし、汐留特別(2勝クラス)の勝ち時計(1分6秒8)は、ロードカナロアが持つ中山芝1200mのレコード(1分6秒7)と0秒1差でした。
関東の人 これだけ馬場状態が良いと内枠の馬に有利に働きやすい、ということで、毎年同じことを言っていて恐縮だけど(笑)、秋の中山芝の重賞は、内目の枠の馬が勝利するケースが多いから、まずはその実態を再確認しよう。
■2020年以降の9~10月の中山芝重賞での優勝馬の馬番と人気
レース | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
---|---|---|---|---|---|
紫苑S | 10番 (5人) |
11番 (2人) |
12番 (1人) |
2番 (4人) |
6番 (5人) |
京成杯AH | 10番 (4人) |
2番 (7人) |
11番 (1人) |
2番 (2人) |
10番 (1人) |
セントライト記念 | 6番 (4人) |
2番 (9人) |
9番 (3人) |
4番 (2人) |
? |
オールカマー | 4番 (5人) |
1番 (2人) |
2番 (5人) |
13番 (4人) |
? |
スプリンターズS | 10番 (1人) | 4番 (3人) |
2番 (8人) |
6番 (3人) |
? |
■2020年以降の9~10月の中山芝重賞
馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1~6番 | [13.7.10.102] | 9.8% | 15.2% | 22.7% |
7~12番 | [8.11.8.100] | 6.3% | 15.0% | 21.3% |
13~18番 | [1.4.4.53] | 1.6% | 8.1% | 14.5% |
関東の人 2020年以降だと対象レースは22回あって、そのうち13レースで馬番1~6番の馬が勝っている。馬番13番より外枠で勝ったのは、昨年のオールカマーでのローシャムパーク(馬番13番)だけ。
ローカルの人 ローシャムパークは4番人気で、ふた桁馬番で勝った馬はいずれも1~5番人気ですね。
関東の人 2020年以降の秋の中山芝の重賞で、6番人気以下で勝利した馬は3頭いて、いずれも1~2枠だった(2022年スプリンターズS・ジャンダルム、2021年セントライト記念・アサマノイタズラ、2021年京成杯AH・カテドラル)。
■2020年以降の9~10月の中山芝重賞
枠順 | 1~5番人気 | 6番人気以下 |
1~2枠 | [5.6.3.11] | [3.1.3.36] |
3~8枠 | [14.9.9.53] | [0.6.7.155] |
関東の人 人気薄を頭(①着)で狙うなら、内枠の馬がいい。ただ、1番人気はひと桁馬番だと勝てていないので、その点は注意したいね。
■2020年以降の9~10月の中山芝重賞
馬番 | 1番人気 | 2番人気以下 |
ひと桁馬番 | [0.3.2.6] | [14.9.13.150] |
ふた桁馬番 | [4.1.1.5] | [4.9.6.94] |
ローカルの人 昨年は、オールカマーの1番人気がタイトルホルダーで、馬番2番で②着。スプリンターズSの1番人気はナムラクレアで、最内枠で③着でした。
関東の人 これはいろいろな要因が考えられると思うけど、内目の枠だと他馬のマークが厳しくなるケースがあるから、1番人気がひと桁馬番だったら、ちょっと気にした方がいいんじゃないかな。
ローカルの人 今年の京成杯AHで断然人気だったアスコリピチェーノは、馬番10番だったことも良かったのかもしれませんね。紫苑Sと京成杯AHは、2020年以降で見てもふた桁馬番の馬がそれなりに勝っていて、両レースとも、近5年のうち3年で馬番10~12番の馬が勝利していますね。
関東の人 3歳牝馬限定戦(紫苑S)とハンデ戦(京成杯AH)という影響があるのかもしれない。逆に言えば、この後のセントライト記念、オールカマー、スプリンターズSは、内枠の馬の注目度を上げていいと思う。馬番1~6番の馬の成績をレース別でまとめると、次のようになる。