【第27回】秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋など「秋の東京・京都重賞攻略」、米国BC&コックスプレートポイント集、穴ぐさ選者の回収率UP!術
CONTENTS
秋の東京&京都重賞攻略
米国ブリーダーズC&コックスプレート ポイント攻略
穴ぐさ選者の回収率UP!術
- 👉東京ダート1600m
- 👉川田騎手
- 👉横山和騎手
- 👉キズナ産駒
- 👉ブリックスアンドモルタル産駒
- 👉リアルスティール産駒
- 👉デクラレーションオブウォー産駒
- 👉キャリア1~3年目の若手騎手
- 👉ルミエールAD、新潟牝馬S
馬券ゼミのメンバー
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
関東の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
関西の人 サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
ローカルの人 サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)
※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2024年10月6日終了時点の、JRAのレースを対象としたものです。
秋華賞は、大幅な馬体増の馬にむしろ注目したい
関西の人 今年の秋華賞は、オークスで①&②着となったチェルヴィニアとステレンボッシュが直行で臨みます。昨年は、オークス①着からの臨戦だったリバティアイランドが制していて、近年の秋華賞は、オークスからの直行組が優勢なんですよね。
■2016年以降の秋華賞の①~③着馬と前走
年 | ①着馬 前走 |
②着馬 前走 |
③着馬 前走 |
2016年 | ヴィブロス | パールコード | カイザーバル |
紫苑S②着 | 紫苑S⑤着 | ローズS③着 | |
2017年 | ディアドラ | リスグラシュー | モズカッチャン |
紫苑S①着 | ローズS③着 | ローズS⑦着 | |
2018年 | アーモンドアイ | ミッキーチャーム | カンタービレ |
オークス①着 | 藻岩山特別①着 | ローズS①着 | |
2019年 | クロノジェネシス | カレンブーケドール | シゲルピンクダイヤ |
オークス③着 | 紫苑S③着 | ローズS④着 | |
2020年 | デアリングタクト | マジックキャッスル | ソフトフルート |
オークス①着 | 紫苑S④着 | 夕月特別①着 | |
2021年 | アカイトリノムスメ | ファインルージュ | アンドヴァラナウト |
オークス②着 | 紫苑S①着 | ローズS①着 | |
2022年 | スタニングローズ | ナミュール | スターズオンアース |
紫苑S①着 | オークス③着 | オークス①着 | |
2023年 | リバティアイランド | マスクトディーヴァ | ハーパー |
オークス①着 | ローズS①着 | オークス②着 |
関西の人 紫苑Sが重賞となった2016年以降の近8年では、秋華賞で①~③着に入った馬が上表の通りで、黄色が前走のオークスで①~③着だった馬、水色が前走の紫苑Sで①~③着だった馬、ピンク色が前走のローズSで①~③着だった馬です。
関東の人 さすがに色が付いた馬が多いね。
関西の人 24頭のうち18頭がいずれかに該当します。ただ、前走・オークス組や前走・紫苑S組に比べると前走・ローズS組は劣勢で、優勝した8頭は、オークス③着以内から直行していたか、紫苑Sで連対していました。
ローカルの人 今年は、オークス③着以内から直行するのがチェルヴィニアとステレンボッシュで、紫苑Sで連対したのはクリスマスパレードとミアネーロですね。
関西の人 オークスからの直行組は、2018年以降に6年連続で連対していますけど、もちろんどんな馬でも上位に来るわけではありません。前走・オークス組は、オークスでの着順と秋華賞での人気によって、次のように分けられます。
■2016年以降の秋華賞の前走オークス組
オークスでの着順 | 秋華賞で 1番人気 |
秋華賞で 2~4番人気 |
秋華賞で 5番人気以下 |
①~③着 | [3.0.1.0] | [2.1.1.1] | [0.0.0.2] |
④着 | 該当馬なし | 該当馬なし | 該当馬なし |
⑤着以下 | 該当馬なし | [0.0.0.1] | [0.0.0.8] |
関東の人 オークスで③着以内に好走した馬しか、直行組では馬券圏内に入れていないんだね(近8年)。
関西の人 しかも、秋華賞で1~4番人気に推された馬に限られます。オークス③着以内→秋華賞で1番人気という馬は[3.0.1.0]と信頼性抜群で、オークス③着以内→秋華賞で2~4番人気という馬も[2.1.1.1]ですから、悪くありません。
ローカルの人 チェルヴィニアとステレンボッシュは4番人気以内が堅そうで、1番人気もどちらかになりそうです。
関東の人 さすがに、2頭とも崩れることは想像しづらいね。
関西の人 今年のオークスはハイペース(レースの1000m通過が57秒7)で、地力を問われる展開でもありましたから、そこで連対した馬が秋華賞で崩れるケースは、なかなか考えづらいと思います。
関東の人 そもそも、1600m(桜花賞)→2400m(オークス)という一気の距離延長になるオークスよりも、2400m(オークス)→2000m(秋華賞)という臨戦になる秋華賞の方が走りやすいだろうからね。休み明けさえクリアできれば。
関西の人 昨年、オークスから直行で優勝したリバティアイランドは、馬体重が10kg増(476kg)でした。一昨年にオークスからの直行で②着に入ったナミュールは馬体重が20kg増(446kg)で、特に休み明けの馬は、大幅な馬体増で出てくるケースが珍しくないですが、近年はそのタイプの好走率が高くなっています。